2014年06月01日

白川茶リポート~その⑤~

(「アマチンアワー」は
スターキャットで平日よる8時~/日曜あさ9時~放送)


次回6月3日(火)更新のアマチンアワー新エピソードは「白川茶」編。
放送に先駆けて、番組内の「手もみ保存会」の匠の技を紹介しております



岡田リポーターの手もみ奮闘の様子をご紹介しています!

前回は「揉み切り」の工程まで終わりました。


  


茶葉も姿を変え、いよいよ仕上げの工程です!



ここからは「転繰揉み(てんぐりもみ)」の作業です。
茶葉をそろえて持ち、両手を使い強い力で茶葉を押し出していきます。


ちなみに
この時、葉の水分を飛ばすため焙炉(ほいろ)から熱がかけられています。
茶葉の温度は大体38~39度。結構暑いですね・・・。


この転繰揉みをじっくりと40分ほどかけて行なった後、
さらに「こくり」という仕上げの工程に入ります。




茶葉を分け、左右の手で交互に回転させながらもみこんでいきます。
これが仕上げの工程となるため、職人の皆さんも真剣です。


40分ほどしっかりと揉み上げます。



最後に焙炉の上に広げて乾燥させれば完了です。

最初に葉を蒸してからここまでなんと5時間!
出来上がる量は3kgの茶葉から600gほど。

手間も工程もまさに至高の一品!
本当にお疲れさまです・・・。




次回のブログでこれまでの工程を振り返ります。
次回もお楽しみに。

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Posted by アマチンアワー どえりゃ~ナゴヤ at 08:00Comments(0)TrackBack(0)白川茶

2014年05月31日

白川茶リポート~その④~

(「アマチンアワー」は
スターキャットで平日よる8時~/日曜あさ9時~放送)


次回6月3日(火)更新のアマチンアワー新エピソードは「白川茶」編。
放送に先駆けて、番組内の「手もみ保存会」の匠の技を紹介しております



岡田リポーターの手もみ奮闘の様子をご紹介しています!



前回「回転もみ」の工程まで終わりました。
絡み合った茶葉をほぐし、いったん休ませます。


その後、「揉み切り」と呼ばれる工程に入ります。
そろえた茶葉を両手で交互にこすりあわせて「揉み切り」ます。




このように、両の手のひらで押さえながら
ぐぐ~っと茶葉から水分を押し出していくイメージです。

これも簡単に見えます?
ということで岡田リポーターが挑戦です




これもやっぱり難しい

小池会長曰く、コツは人差し指と小指の付け根で揉むことだとか。
葉から水分を搾り出す感覚だそうです。
この匠の技にに達するまで、十数年かかるそうです。

そして、この工程もまた60分かけて行なわれるそうで・・・
本当に重労働ですね・・・



  ↓


茶葉も初期からだいぶ形が変わってきました!
そしていよいよ仕上げの工程です!


次回もお楽しみに!


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Posted by アマチンアワー どえりゃ~ナゴヤ at 08:00Comments(0)TrackBack(0)白川茶

2014年05月30日

白川茶リポート~その③~

(「アマチンアワー」は
スターキャットで平日よる8時~/日曜あさ9時~放送)


次回6月3日更新のアマチンアワー新エピソードは「白川茶」編。
放送に先駆けて、番組内の「手もみ保存会」の匠の技を紹介しております



岡田リポーターの手もみ茶の奮闘の様子をご紹介!

手もみの最初の工程「葉ぶるい」が終わりました。
最初に比べるとだいぶしんなりしていますね。



次に「回転揉み」を行ないます。
「回転揉み」とは、茶葉の細胞を破砕しつつ、水分を蒸発させていく・・・そうです。

驚くべきはその「動き」
ばらばらな茶葉をひとまとめにしてぐるぐるとこね回します。



↑ ごーろーごーろと転がしています ↑

簡単そうに見えます?
これがどういう技術なのかを確認するため
岡田さんに挑戦していただきました!


これが


すごく難しい!


ダメでした


一見簡単に見えますが、この回転させ、かつ束が解けないように
回転をかけていくのは非常に難しい!
そして驚くことにこの作業も60分(!)かけて行なうんですね・・・


次回に続きますよ!


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2014年05月28日

白川茶リポート~その②~

(「アマチンアワー」は
スターキャットで平日よる8時~/日曜あさ9時~放送)


次回6月3日更新のアマチンアワー新エピソードは「白川茶」編。
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岡田リポーターの奮闘をご紹介!

前回は茶葉を蒸篭で蒸す工程をご紹介しました。

次に行なわれるのが「葉振るい」
本格的に揉む下準備のため、表面の水分を蒸発させます。




蒸篭で蒸された茶葉は、焙炉(ほいろ)と呼ばれる台の上で
温められ、人の手で丁寧に揉まれます。
焙炉は表面に美濃和紙が張られ、内部から熱で温められています。


この焙炉の上で、茶葉はゆっくりと水分を蒸発させていきます。
ただ揉むのではなく葉から水分を搾り出す最初の工程を
なんと60分も(!)行なわなければなりません




手もみ保存会の小池会長いわく
「ただ揉むだけではなく、茶葉の言葉を聴きながらやるんだよ」
とのこと。
なるほど・・・深いですね・・・。




こちらが最初の工程が終わった状態。
少ししんなりしてきましたね。


しかしこれでは終わりません。
茶葉は工程を追うごとにその姿をどんどん変えていきます!


次回に続きますよ!


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Posted by アマチンアワー どえりゃ~ナゴヤ at 08:00Comments(0)TrackBack(0)白川茶

2014年05月27日

白川茶リポート~その①~

(「アマチンアワー」は
スターキャットで平日よる8時~/日曜あさ9時~放送)


次回6月3日更新のアマチンアワー新エピソードは「白川茶」編。
放送に先駆けて、番組内の「手もみ保存会」の匠の技をご紹介いたします!




白川茶は古い歴史をもち、
白川町の人々は昔からお茶と共に歩んできました。
当然ながら昔は機械などもなく、荒茶にする工程を全て手もみで行なっていたんですね。




「手もみ保存会」の方々は、古から伝わる技を今に伝える集団なのです。
今回は岡田リポーターに、その匠の技を調査してもらいました!



お相手いただいたのは、保存会会長の小池さんです

まず、最初に摘んできた茶葉を蒸篭で蒸します。
一気にたくさん蒸すのではなく、少量ずつ丁寧に蒸していきます。




この日はちょうど初摘みの茶葉を手で揉む日で、
保存会の方々も非常に丁寧に葉の具合を見ていました。


次回に続きます!


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Posted by アマチンアワー どえりゃ~ナゴヤ at 08:00Comments(0)TrackBack(0)白川茶