2014年03月10日

紙の可能性

<アマチンアワー「柏彌紙店」編
スターキャットでは2月25日(火)~3月10日(月)  月~金よる8時~/土・日あさ9時~>


昨日のブログでチラッと触れた「柏彌紙店」さん
新しい取り組みはというと・・・

むすめ歌舞伎さんの舞台で大道具のかわりに紙をつかった舞台装置。


紙を岐阜の村国座の舞台セットの変わりに。


崇覚寺(中区)の壁画修復・復元。


明治・大正に使われた紙、本金砂子細工の復元。



こういった紙の新たな可能性を広げられている7代目

さらにはこうおっしゃいます。
若い人に技能を受け継いでもらいたい。
と・・・。

世界に誇れる日本文化を絶やさずに
和の文化を大切にしていきたいなぁと
しみじみと感じます。



さて、「柏彌紙店」さんの放送も本日が最後。
今日おひる12時と、よる8時。
ぜひご覧ください!



【「柏彌紙店」さんへのアクセス方法】
名古屋駅からは伏見通を南へ進み、西大須の交差点を東へ左折。
大須の交差点を南へ右折、門前町の交差点の角に柏彌紙店が見えてきます。
名古屋駅からは車で10分ほどです。
公共交通機関では地下鉄鶴舞線の大須観音駅を下車、南へ向かって歩くと
徒歩で10分になります。





さあ本日で本編の放送は最後になります!
ぜひブログのこぼれ話「柏彌紙店」編とあわせてお楽しみください!






視聴者プレゼントは
「照潮きぬごし豆腐」「照潮もめん豆腐」1丁ずつ
コチラからご応募ください!!
  

Posted by アマチンアワー どえりゃ~ナゴヤ at 08:00Comments(0)TrackBack(0)柏彌紙店

2014年03月09日

からかみを設えた

<アマチンアワー「柏彌紙店」編
スターキャットでは2月25日(火)~3月10日(月)  月~金よる8時~/土・日あさ9時~>


岡田リポーターが訪ねたのは「柏彌紙店」さん「からかみ」が設えてある
JRセントラルタワーズの12階にあります料亭
加賀伝統料理 名古屋「浅田」さん



お出迎えしてくださったのは
「浅田」会長 浅田豊久さん。

なんとこの「浅田」さん
加賀藩前田家と何百年と取引をしてきた老舗!!
現在は東京赤坂にお店を持つほどの
格式ある料亭!!

前田家と一緒に加賀に移ったということで
「浅田」自体も名古屋にルーツがあるんだそうです。

いつも以上に岡田リポーター緊張汗・涙1

会長 浅田さんは、
座敷の中で、動くのは「お世話する係り」と「料理」そして「襖」だけ!
襖には大きな役割がある

と話してくれました!!

ご案内くださったのは店長の黒瀬裕子さん

格式ある料亭とは思えないほどフレンドリーな方
襖の魅力を検証するため黒瀬さんに襖を開けていただくなどご協力いただきました!
(ぜひ番組をご覧ください!岡田リポーター緊張緊張緊張でございます汗)


さらに、浅田会長は
『お座敷は日本文化が結集している。
我々老舗には、日本文化を継承していく責任がある』

とおっしゃいます。

ジーンと重く響く言葉。ぜひ番組をご覧いただきたい・・・!

なんとかして
和の文化を残したいおっしゃる「柏彌紙店」さんでは、
からかみを使用した小物であったり、紙のロールスクリーン、紙のカーテン
  

様々な形で、現代空間に「からかみ」を取り込んでいます。

さらに新しい取り組みを行っているんです!

それは・・・
明日のブログで。

本日のこぼれ話「柏彌紙店」編をどうぞごらんください顔1




視聴者プレゼントは
「照潮きぬごし豆腐」「照潮もめん豆腐」1丁ずつ
コチラからご応募ください!!
  

Posted by アマチンアワー どえりゃ~ナゴヤ at 08:00Comments(0)TrackBack(0)柏彌紙店

2014年03月08日

様々な「からかみ」

<アマチンアワー「柏彌紙店」編
スターキャットでは2月25日(火)~3月10日(月)  月~金よる8時~/土・日あさ9時~>


「柏彌紙店」さんの2階のショールームにある、こちらの襖。


昔の襖を張りかえる際、中から「からかみ」が出てきました!
そのデザインをそのまま復刻させたそうです。



これは昔どのようなデザインがあったのか
わかる、貴重な資料になるといいます。

「からかみ」の色味は、雲母の粉の顔料ゆえ、シンプルな色なんだそうです。

番組で、2階のショールームで最後に通していただいた場所は
なんと、昔7代目のお部屋だったという茶室。


2階の一番奥に茶室があるという建築様式は、
1階で商売を行う名古屋の商家の特徴
だそうです。
場所の有効利用といいますか
人見知りですが仲良くなったらとことん仲良く・・・2階の奥まであげてしまう
名古屋人の性質を見るようです。



そこの「からかみ」はなんと長年張り替えていなく
全面が一様にムラなく変色

これは良い和紙の証だといいます。


襖の紙の中で「からかみ」は、
現代に合うのではないかと7代目はおっしゃいます。
そこで、「からかみ屋」柏彌紙店さんでは、
和のコーディネーターとして、色んな形で「からかみ」を展開しています。

そこで岡田リポーターが
柏彌紙店の「からかみ」が設えてるあるところを訪れました。

この続きはまた明日!

さて、本日もこぼれ話「柏彌紙店」編をお楽しみください!



視聴者プレゼントは
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Posted by アマチンアワー どえりゃ~ナゴヤ at 08:00Comments(0)TrackBack(0)柏彌紙店

2014年03月07日

さすが職人さん!

<アマチンアワー「柏彌紙店」編
スターキャットでは2月25日(火)~3月10日(月)  月~金よる8時~/土・日あさ9時~>


昨日のブログで見ていただいた
「からかみ」の型紙


この小さな型紙一つで、
横に2列 縦に5~6段にずらし、
胡粉を塗っていくことで柄をつけていきます。
こうした伊勢型紙を使うのは名古屋の特徴だそうで、
和紙の産地である美濃、伊勢型紙の伊勢が近い土地柄ゆえの製法なんだそうです。


番組では実際に京都で作られた、
もう少し大きな木版を使って
縦が、一尺二寸 約35~36cmの
横に1列 縦に5段に柄をつけた襖を見せてもらうことに!
(木型を使って柄をつける方法が一般的)

実は、「柏彌紙店」さんは
ショールームになっているんです。

1階では、襖の構造から、図柄、引き手などを見ることができ、
2階は、からかみを使ったお部屋を楽しめます(公開してないときもあります)。


もちろん一般の方でも訪れることができます。
なので、ダンディーなお声の持ち主
7代目にも会えるかも!?

番組で2階にお邪魔して見せていただいたのは
襖全体に文様がつけられている「総柄」


これ 版木を縦に5段(5回)順番におしているんですが
よ~く見ても
版木のつなぎ目がわからない!
目を凝らしてみても・・・わかりません。

さすが職人技!!



こちらの襖、機会がありましたらぜひ一度ご覧になってください!


柄は派手なんですが
その派手さはよ~く観ないとわかりません。

全体からは落ち着いた印象を受け
「さりげないお洒落」とでも言いましょうか
上品なからかみです。


恒例になっていますこぼれ話。今日もどうぞご覧くださいませ。ダッシュ
こぼれ話「柏彌紙店」編




視聴者プレゼントは
「照潮きぬごし豆腐」「照潮もめん豆腐」1丁ずつ
コチラからご応募ください!!
  

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2014年03月06日

からかみと襖紙

<アマチンアワー「柏彌紙店」編
スターキャットでは2月25日(火)~3月10日(月)  月~金よる8時~/土・日あさ9時~>


さて、昨日のブログでついに登場した
「からかみ」

襖の表紙は「襖紙」「からかみ」2種類あるといいましたが、

そもそも2つは何が違うのか?
ここではっきりとまとめておきましょう!

「襖紙」は、絵師が山水や風景を描いた紙↓。


「からかみ」は、木版や型紙を使い紋様を和紙に刷った紙↓。


そこで、7代目にお聞きしました。
「襖紙」「からかみ」どちらがオススメか?と言ったら
ズバリどちらでしょう!?


・・・「からかみ」です。

その心は?
襖絵は武家が権威の象徴として
虎や龍、山水などを描いたのが始まりで(名古屋城の障壁画など)
からかみは風合いと温かみから公家や町家に愛され、
茶室に多く用いられました。

やはり最近の、洋間と和室が混在する住宅にも合い
からかみの方が馴染みやすい。

とのこと。


この「からかみ」の型紙は、
下の画像くらいの大きさになります。



襖に比べたらとても小さいですよね。
では、どのような方法で襖へ柄をつけるのか?


この続きはまた明日・・・


それではこぼれ話「柏彌紙店」編をご覧ください顔2



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Posted by アマチンアワー どえりゃ~ナゴヤ at 08:00Comments(0)TrackBack(0)柏彌紙店