2014年03月05日

襖ができるまで パート3

<アマチンアワー「柏彌紙店」編
スターキャットでは2月25日(火)~3月10日(月)  月~金よる8時~/土・日あさ9時~>


さあ昨日の続き「襖づくりの工程」をご紹介します!<おさらい>
①骨組みに反故紙(ほごし/古い和紙)を全体に貼り骨組みを固定
②間似合紙(まにあいし)を全体に貼って透けなくする
③古い和紙を2層または3層のヒダ状に重ねて貼る
 両脇しか糊付けされていないので紙は浮いた状態になっている
④古い和紙に全体に糊をつけ襖全体に貼る

さぁさらに「貼り」ます!
【工程】
⑤浮け貼り
最後に貼った古紙の上から、「下浮け」と呼ばれる工程で1枚紙を貼り
「本浮け」という工程でを2枚貼ります。



合計3枚・・・。
もう貼りまくりです(涙)



襖をザクッと切ってみると、
中では10枚ぐらいの紙が層になっています。



外から見ただけじゃわからないですが
襖づくり、とても手がこんでいるんです。


少しでも手を抜くと、紙が浮き上がってくるのがわかる。
何十年ともたない。と言います。


⑥表張り
そして最後の仕上げ。からかみを張ります。
柏彌紙店さんではこの工程の「貼り」だけを「張り」という表現を使います。
ピンと引っ張る、弓を張るようなイメージに近いので「張る」を使うそうです。



番組で紹介したのは「菊唐草」文様 のからかみ。


さてこの「からかみ」・・・
次回また詳しく紹介します!



これぞアマチナワー無責任トーク!こぼれ話「柏彌紙店」編
お楽しみくださいっ。





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Posted by アマチンアワー どえりゃ~ナゴヤ at 08:00│Comments(0)TrackBack(0)柏彌紙店

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